美しい大自然の中で独特な島の文化を体験/隠れキリシタンの島長崎県佐世保市黒島

締めサバ

つるさきショップに買い物に来て下さる主婦の方たちから、締めサバの作り方を聞かれ・・・

 

そういえば、ちょうど活きたサバがあったので、久しぶりに締めサバを作ってみました。

 

まずサバの下処理をします。

 

包丁を使ってサバのウロコとヌメリを取ります。

 

次に頭を切り落とすのですが、カマは胴体に付けたまま頭とエラの部分を切り落とします。

(カマを頭と一緒に切り落とさないのは、後で塩締め、酢漬けした時に塩や酢がカマの切り口から染み込みすぎないためです)

 

腹を割り内臓を取りだし血合いを洗います。

 

私は歯ブラシで血合いの部分を軽くこすってます。

 

調理する魚全般、下処理で血合いをキレイにする事で魚特有の臭みが取れ鮮度も長持ちします。

 

ここまでが下処理です。

 

洗ったサバはタオルかキッチンペーパーで水気を取り・・・

 

3枚おろしにします🔪

 

サバは身がやわらかいので優しく素早く扱いましょう。

 

3枚におろしたサバの身に塩をたっぷり付けます。

 

塩の時間は1~2時間でサバの鮮度、大きさ、季節で異なるのですが今回は1時間、塩締めをしました。

 

この塩締めをする事でサバの生臭さが抜け余分な水分を出し、身がキュっと引き締まります。

 

塩締めしてる間に合わせ酢を用意します。

 

穀物酢であれば何でもいいのですが、私はミツカン酢を使ってます。

 

サバ4匹に対しての分量ですが・・・

 

酢900㏄、砂糖80g、塩10gを容器に入れ砂糖と塩が溶けるまでしっかり混ぜます。

(合わせ酢じゃなく、ただの酢だけでもぜんぜん大丈夫です)

 

1時間、塩締めした身をキレイに洗い、水気を切って合わせ酢に20分漬けます。

 

昆布とレモンがあれば一緒に漬ける事をおススメしますが、別になくても構いません。

 

今回はレモンの代わりに夏みかんを使用しました。

 

10分経ったら身を裏返しします。

 

20分経ったらザルに上げ水気を切れば、締めサバの完成!!

 

黒島で獲れるサバは巷でよく言われるアニサキス(寄生虫)が、ほぼいないと言われてます。

なので刺身も締めサバもとても安心して美味しくいただけます。

 

アニサキスを心配される方は1身づつラップし、48時間冷凍する事をおススメします。

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黒島の宿 民宿つるさき

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